むち打ち症、交通事故後の後遺症、肩こり・腰痛などお気軽にご相談ください。

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当院の「テクノシックス」是非お試し下さい!

  • 2018年02月08日

当院ではテクノシックスという高周波による施術をしています。

高周波療法とは高周波電流によって、生体内のイオンを運動させてジュール熱を発生させます。

ジュール熱が発生し、生体内温度が上昇すると、副交感神経が働き血管拡張が起こります。

 

これによりリラクセーション効果で軟部組織の緊張が落ちます。

軟部組織の緊張が落ちることにより、関節可動域の改善が出来ます。

緊張している軟部組織は、発痛物質や疲労物質の滞留による痛みや不快感を感じますが、

循環が改善することによって滞留をなくすことが出来ます。

温かさを感じることで精神的にもリラックスすることができ、緊張感を緩和することができます。

 

キャパシティブモードでは筋、リンパなど水分の多い組織に効果的に働きかけることができます。

体表に近いところへの施術ができます。

 

レジスティブモードでは骨、軟骨、腱などの水分の少ない組織がコンデンサーとなり、より深部への施術が可能となります。

 

ご興味ある方は、是非当院までお越しください。

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骨が先か筋が先か

  • 2018年01月25日
姿勢をよくするための施術動作をよくするための施術といろいろありますが、

姿勢がいい人が良い動作をするのでやることは同じなのですが。

骨が先か筋が先か。

卵が先か鶏が先かみたいなお話で。

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臨床では関節の位置を合わせるような施術で筋の緊張が落ちることがあります。
なので骨が先な様な気もします。

ただ軟部組織を介してなので、実は動いてないんじゃないかという疑念もあります。

ただホントに緊張が落とせることがあるんです。

実は僕の場合、成功率は低いというか早々に骨を動かすというのは諦めてます。
筋は骨についているので、左右の筋の長さが等しければ骨は自ずとニュートラルな位置に来るとも言えます。
まずはストレッチやマッサージなのかなぁと。

ただ上手な人が骨を動かす様な手技をするとホントに緊張が落ちます。

でも筋が硬ければまた骨も引っ張られて悪いところにいくんでしょ?的な意見もありますが、ずっとやわらかいです。

 

身体を揺らして背骨を緩めるような施術もあります。

これだと子供の頃の様な背骨になれそうです。

ピアノの鍵盤を低い方から高い方に、高い方から低い方に弾くみたいにタリラリラーン⤴︎タリラリラーン⤵︎みたいな。

ピアノでこれをする時に、動かない鍵盤があったら音が途切れるので、鍵盤をガンって押して動きをつけるか、制限しているものを緩めるかって考えると、やっぱり筋をやわらかくするの(油?)が先なのかなぁと思うんだけど実際のところは分かりません。

 

 
 

テンセグリティ構造 

  • 2018年01月24日

テンセグリティとはtension(張力)integrity(統合)の造語です。

1960年代にバックミンスター・フラーさんによって使われ始めたそうです。

張力によって物体を統合して均衡を保っているという様な意味です。

筋骨格にアプローチする職業の人なら聞いたことがあると思います。

骨は支えがないとバラバラになって立つことも出来ません。

これを支持するものが皮膚、靭帯、筋などの軟部組織です。

これらの連続する張力で重力に抗い動くことが出来ます。

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模型の一部を押すと模型全体がたわみ離れたところにゴムがたるむ箇所が出てきます。

たるむ箇所痛みの出ている部位だとすると、たるんだ箇所にアプローチしても意味がないということがわかります。

人体をテンセグリティ構造に見立て、1つの問題が全身に波及するということを頭に置いておくとアプローチのヒントが得られる

かもしれません。

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「ウェイトリフティング」のセミナーに参加しました

  • 2017年10月30日

昨日はソウルオリンピック日本代表の小栗先生ウェイトリフティングを学びました。

 

前回、前々回とスナッチを教えていただいて、今回はクリーン&ジャークを教えていただきました。

バーの握りかたから背中の決め方、キャッチまで自分では気付いてなかったことを指摘され、

最終的には最近で1番重たいものを挙げました。

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ウェイトリフテリングに真剣に取り組めば、柔軟性身体操作など

あらゆるスポーツに必要な要素が自然に身に付きます。

ちなみに垂直跳びの記録が1番高いのはバスケでもバレーでもなくウェイトリフティングです。

柔軟性においても体操選手に次いで柔らかいとされています。

 

やらない手はないぞ的な。

 

効果の高いものではありますが、教えられる人材が不足していることもあって取り入れているチーム等少ないですが。

 

瞬発力が必要なスポーツで長く走る情熱がある人ならきっとできるので、是非取り組んで欲しいです。

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「痛み」は身体からの大切なサインです。

  • 2017年10月27日

痛みを感じなかったら大変です。

痛みは身体を脅かす危険を伝える重要な役割を持っています。

手を切って気付かないのもいけないし、関節技を極められて気付かないのもいけないし。

 

痛みの生理学をまとめると、

痛み交感神経優位血管収縮筋肉の酸欠痛み 

という負のサイクルがあります。

 

交感神経は痛みでも亢進するし、イライラや不安でも亢進します。

 

医療機関等でなかなか痛みが取れなかった人が、温泉に行ったら治っちゃったなんて話もあります。

これは温泉に浸かることで温熱による循環の改善循環の改善による筋肉の酸欠の改善

気持ちいいから副交感神経が優位になったということがあげられます。

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あれこれ施術はするけど相手にイライラさせてしまっても治りにくいです。

 

負のサイクルはどこで断ち切るかは人それぞれですが、サイクルを理解していないと的外れなことをしがちです。

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中高生の「腰が痛い」は要注意!

  • 2017年09月01日

思春期の子に起こりやすいものに思春期腰椎分離症があります。

これは上下の関節突起間部に起きる疲労骨折です。

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中学生くらいの子で身体を反らすと痛い場合は分離を疑います。

思春期分離は下肢の硬さが影響していることが多いです。

特に股関節屈筋群の硬さが原因となるので予防のためにもストレッチングは有効です。

 

疲労骨折を早期に発見できた場合は骨癒合が期待できますが、

スポーツ選手に多い腰椎分離症は思春期分離が偽関節化してしまったものであり骨癒合することはありません。

 

分離は5つある腰椎のうち、第4、5腰椎に多くみられます。

左右の分離で偽関節になってしまうと腰椎すべり症に進行することもあるので、早期発見、早期治療で骨癒合を目指します。

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ただ骨癒合が得られず、偽関節になったとしてもスポーツ選手をあきらめる必要はありません。

スポーツ選手の約30パーセントに分離がみられるというデータもあります。

一般の人にも約5パーセントあるそうです。気づいてないことも多いです。

 

大殿筋の伸長性の低下のため股関節内旋による骨盤の回旋が上手くできず、

腰椎に回旋ストレスがかかっていることもあります。

 

また、バッティング練習や素振りの際、マスコットバットという通常より重たいバットを振ることがありますが、

この練習も回旋によるせん断力が分離のリスクを高めます。

またフォロースルーの際、最後まで両手でバットを握っていることも負担が大きくなります。

ちなみに振る力を付けようと重たいバットを振るのは腰椎への負担が大きいだけで、

狙った効果は得られないというなんとも残念な練習です。

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その他、伸展ストレスによるせん断力による分離も多くみられます。

伸展ストレスを減らすには大腿筋膜張筋、腸腰筋の柔軟性が、回旋ストレスを減らすには大殿筋の柔軟性が必要です。

 


ふくらはぎの肉離れ

  • 2017年08月29日

ふくらはぎの肉離れは、30歳以降のスポーツ愛好家に多くみられます。

ふくらはぎ腓腹筋のことを意味します。

テニスをする人に多くみられることからテニスレッグともいわれます。

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急な減速動作や方向転換を行った際に腓腹筋が過大な遠心性収縮を起こしたときに発生します。

 

ほとんどが腓腹筋内側頭の抹消付着部に生じ、受傷時は誰かに蹴られたような感覚や、ボールが当たった様な感覚を覚えることもあり、断裂音が聞こえることもあります。

 

症状は歩行時痛損傷部に一致した圧痛その周囲の腫腫、足関節背屈時の痛みなどがあります。

 

エコー観察では、腓腹筋ヒラメ筋の間に断裂を示唆する低エコー像がみられます。

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鑑別が必要な疾患に深部静脈血栓症があります。

外傷をきっかけに痛みが出たり腫れたりします。

通常肉離れだと皮下出血斑が出ますが、この場合は出ないので注意が必要です。

初期の免荷、圧迫が不十分な場合、血腫の吸収、消失に3か月以上かかることもあります。

 


サッカーやラグビーで注意すること

  • 2017年08月28日

第5中足骨疲労骨折Jones骨折といもいいます。

これは、この症例を報告したJones氏にちなんで名前が付けられています。

 

サッカーやラグビーなどで多くみられ、カットプレーなどで足の外側に体重がかかるのを繰り返すことで第5中足骨基ストレスがかかり折れてしまうと考えられています。

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Jones骨折発生当初レントゲンに写らないこともあり、痛みを我慢しながらプレイを続けたため完全に折れてしまうこともあります。

 

Jones骨折で折れる部位は血行が少なく骨癒合しにくいので、保存療法で治りにくい場合は手術が行われることもあります。

骨癒合の経過をみて可動域訓練筋力訓練などをします。

 

サッカーやラグビーなどを続ける場合は、足底板を入れることを勧めることもあります。

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怪我を防ぐ

  • 2017年08月27日

誰でも怪我はしたくありません。

怪我をしやすい人もいます。

 

特徴としては全身の関節の弛緩性の高さがあげられます。

これは生まれつき靭帯が緩く、関節の安定性が低く、捻挫などの関節障害が起きやすいです。

ただ体操競技や新体操など、美しさを求められる競技では有利に働くことが多いです。

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筋力の不足も怪我につながります。

必要な時に必要なだけの筋力を発揮できず、自分の身体を安定させられないということも怪我につながります。

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アライメント(骨の配列)の異常も怪我をしやすいといえます。

例えばX脚などは膝が外反しているため、前十字靭帯を損傷しやすくなります。

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全身の関節弛緩性が高くアライメントも悪く筋力もない状態でスポーツをするのは怪我のリスクが高いといえます。

 

関節の弛緩性が高いのはしかたがないのですが、

アライメントを整えたり、筋力をつけることは努力次第でなんとかできることが多いです。


子どもの捻挫

  • 2017年08月24日

骨が成長しきってない子どもの場合、

足首を捻った際骨端線を損傷することがあります。

 

骨端線とは成長軟骨板のことで、成長軟骨板は骨が伸びるときの伸びる場所そのものです。

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子どもの場合、靭帯よりも骨端線の方が構造的に弱いので、足首を捻ると靭帯ではなく、骨端線を損傷することが多いです。

 

話はそれますが、野球をやっている子の肘の内側の損傷も靭帯損傷よりも、骨端の離開や、裂離骨折が多いです。

16歳以上になると肘に靭帯損傷となることが多くなります。

 

骨端線損傷外くるぶしとそのやや上が腫れ押すと強い痛みが出て歩行も困難となることが多いです。

 

明らかに骨折しているようなものから、損傷の程度が軽いものだとレントゲン検査でも分かりにくく、捻挫と診断されるようなものまで様々なものがあります。

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骨端線損傷も骨折の一種なので、

放置すると成長障害を起こすこともあるので治療は慎重にします。

通常は2~3週間のギプス固定をし、その後可動域訓練筋力トレーニングなどをします。

 



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