脊柱起立筋の中で最も外側にある筋が腸肋筋です。
主な作用は腰椎の伸展、側屈です。
簡単にいうと腸肋筋がカタイ人は腰を丸くしたり横曲げがしにくくなります。
やわらかいひとはスムーズに動きます。
カタイものを動かすには力が要ります。
やわらかい方がよさそうです。
当院にはテクノシックスという高周波治療器があります。
イタリアのサッカーリーグ、セリエAでも広く普及されていて絶大な信頼を得ている治療器です。
ケガの程度により適切な周波数を選択し、細胞の再生機能を活性化し、様々な症状を早期に軽減させることができます。
特に捻挫、打撲、挫傷に効果を発揮します。
また熱伝導により体内から温まることにより冷えなどにも効果があります。
筋肉はカッチカチがダッルダルになりますw
是非お試しください。
ウェイトトレーニングはいろいろな運動があります。
誰でも実施しやすく安全で強い力が出せる運動です。
安全ではない運動は消えていきました。
と思いきや、新しい危険なものも続々と出てきます。
まず第一に安全、かつ効果のある運動を。
効果がなくて危険は最悪です。
ベーシックなウェイトトレーニングは安全かつ効果があります。
もちろんプログラムによります。
メニューではなくてプログラムです。
エクササイズ、重さ、回数、頻度など様々な変数の操作をして効果の出るものです。
私はベーシックな筋トレ至上主義ですが。
サーカスエクササイズと揶揄されるトレーニングばかりする人もいます。
勝手と言えば勝手なのですが、効果がないだけならまだよいのですが、危険なものも多くあります。
効果がないというのは多くのスポーツに対してです。あと健康にも。
サーカスエクササイズをしていればサーカスエクササイズは上手になります。
同じ時間をかけるなら安全で効果が高いものに取り組みたいものです。
学童期における肘の障害の発症は約50%ですが、ピッチャーに限ると約70%の子が経験するとされています。
もし僕が小学生に戻ったらピッチャー以外を希望するかもしれないくらいの数字だし、
「50%も経験するなんてそもそも野球てなんなんさ?」
というくらいの数字です。
僕の中での学童期にやっておきたいポジションはセカンドです。
遠くに投げる必要がないし、全力で投げることもないです。ゼロではないですが。
色々な動きが求められるし、子供の時にやっておきたいスポーツは、練習だけなら投げる、走る、打つ、捕る、で野球最強とも思えるくらいです。
試合はだるいこともあります。飛んでこないこともあるし(笑)
ただ、僕はそもそも子どもの全力禁止派です。
学童期の野球障害で多くの成人の野球選手が悩んでいます。
長く野球を続けるためには、いかに学童期を過ごすかが重要です。
練習がんばった子が野球できなくなって、いい加減だった子が長くできるということが起こりうるのです。
僕が少年野球の監督になった暁には全ポジションを全選手に経験してもらいたいと思います。
絶対やらないけど。
膝の痛みといってもいろいろありますが。
体重がかかってない状態でまげても痛くないけど、かかっている状態(地面に足がついている)と痛いときは、身体の使い方や使われ方に問題があることがあります。
痛む人で多いのが、膝を曲げた時に膝が内側に入ることがあります。
簡単なチェック法は、肩幅より少し狭いくらいに足を開いて立って、そこから膝カックンをします。
膝が内側に入ってしまう人は、知らず知らず膝に負担をかけているかもしれません。
そのような場合、改善のための第一選択としてインソール(靴の中敷き)があげられます。
様々な年代の方にパーソナルトレーニング指導をしていますが。
中には中学生の子もいます。
中学生の子に何をするのかいうと、スポーツをやっている子なら
ハイパフォーマンスの前提作りをします。
一生懸命やってる割にうまくならないのは、何かがかけているからと考えるのが普通です。
それらを見極めながら進めていきます。
強化しようとする考え方だととある程度の期間が必要ですが、
整えるという考え方だとその場で変わることがあります。
近い将来の結果と、遠い将来の結果と両方を求めてやっていきます。
身体がやわらかいっておもってる人のやわらかいのが前屈だけで
身体がかたいって思ってる人のかたいのが前屈だけのことがあります。
スポーツをするならやわらかいに越したことはありませんが
例えば肩なら、床に寝てバンザイをして耳に腕がついて、
なおかつ腕が床についていればやわらかいといえます。
床にはついてても、腰が反ってる場合は肩のかたさか、股関節の前側のかたさがうたがわれます。
野球の様な全身の連動を使って投げる動作の場合、
かたい所があると動作が小さくなるか、もしくは他の所に負担がかかってきます。
全身をバランスよくやわらかくしましょう。
野球やゴルフなど、身体を捻るスポーツはたくさんありますが、
おすすめできない練習があります。
それはイスなどに腰かけてバットを振ったり、パンチを出したりするものです。
なぜかというと、腰椎は前後方向にはよく動くのですが、回旋方向にはほとんど動きません。
では、スイング系の動きはどこで行われているかというと股関節と胸椎です。
イスに腰かけた練習だと股関節を使えないのでその他の部位の負担が増します。
なんとなく腰をよく使えるようになりそうだからよさげな感じもしますが、繊細な競技動作を狂わせるし、そもそも腰に悪いし。
安全でかつ効果的な方法は他にありそうです。
サッカーをしている子に多いのが鼠蹊部(そけいぶ)の痛みです。
もしかしたら、身体全体で行う動作が股関節の筋力に頼った動作になっているかもしれません。
もっと言うと、その動作にならざるをえない身体の状態かもしれません。
鼠蹊部だけを見ていくのではなく、身体全体を見ていく必要があります。