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姿勢と肩の位置

  • 2020年04月14日

肩下がり。

肩上がりかもしれませんが、肩下がりの方が圧倒的に多いです。

後ろからみると分かりやすいのですが、肩の位置(肩峰、肩甲骨下角)が下がっていることがあります。

肩甲骨を支える筋肉の力が弱くなっているかもしれません。

 

肩甲骨を支える筋肉には前鋸筋があります。

じゃあ前鋸筋のトレーニングをするぞ!ではありません。

トレーニングの前に本当に前鋸筋のせいなのかを確認する必要があります。

簡単なやり方で、立ったときと座ったときで肩の高さを見ます。

肩の位置が変わらなければ下半身由来ではないといえます。

次に、お姉さん座りをして脇腹の筋肉のカタさをチェックします。肩が下がっている側の脇腹がカタい場合は前鋸筋のせいではなく、脇腹の筋肉のせいかもしれません。

それらを除外できたらいよいいよ前鋸筋のトレーニングだ!

ではありません。

 

まだあります。

もしかしたら前鋸筋を支配する神経の通り道が邪魔されてるかもしれません。

前鋸筋の支配神経は長胸神経です。

長胸神経は腕神経叢から起こる神経で、腕神経叢は前斜角筋と中斜角筋の間を通ります。

なので前斜角筋と中斜角筋をストレッチング等で緩めると肩甲骨の位置がいいところにくることがあります。

なぜ肩の位置が下がっているのかを確認してからにした方が努力の無駄打ちをしなくて済みます。

 

 



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